みずほが出遅れ、3メガ業績公表へー日銀は副作用軽減検討か
コメント
注目のコメント
<4-6月期決算では、みずほFGの出遅れが目立つことになりそうだ……>とか、何をいまさらと云いたい。
単なる「出遅れ」なら、先行するMUFG、SMBCの背中を追いかければよい。日銀が「副作用軽減検討」とか、わけのわからないことを言い出したのは、みずほFGが「3メガ脱落」寸前だから。MUFGとSMBCの背中が見えず、振り向けば「りそな」だからです。
本誌は3か月前(4月20日発売号)でみずほFGの窮状を、いち早く報じています。
☆哀れみずほFG「3メガ」脱落
なぜ、100店舗閉鎖・1万9千人の大リストラなのか。「振り向けばりそな」の焦燥。
みずほ銀行頭取が全銀協会長を兼務するのはいかがなものか?
システム移行でトラブルを繰り返さぬよう本業に専念すべきと、今でも思います。
システム移行を無事克服して、復活の狼煙を上げてほしいものです。銀行は四半期ごとの数字にバラツキが出やすいため、単純に年間予想の進捗率を比較してもあまり意味はありません。
とは言うものの、2017年度業績を振り返ってもみずほの本業が見劣りするのも事実。ストックビジネスがいまだに収益の柱である構造は変わらないので、一朝一夕にターナラウンドは難しいでしょうが。昨年一昨年と海外部門の成長を牽引してきた米国の影響がどの程度があるか。メガバンクの収益という観点のみならず、今後の米国を占ううえでもポイントになるかと思います。