小池都知事と野村弁護士の報道に見るマスメディアの「悪いクセ」 - 岸博幸の政策ウォッチ
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注目のコメント
筆者:岸博幸氏が、結論部分で「政治の劣化よりも、マスメディアの劣化の方が深刻」と問題提起している事を高く評価したい。
ワイドショー等に数多く出演している岸氏の指摘は、現在のマスメディアが抱える「問題の本質」をついているように感じている。
やっかいなことは、この岸氏の指摘のような「マスメディアの劣化」に対する「批判」あるいは「検証」が、報道媒体から発信される事が難しい点だ。
ぜひとも、世の中から「第四の権力」とも評される「マスコミ」が、あらためて「報道の矜持」を持った「自己批判」が発信される事を期待している。
もし、日本のマスメディアが「自浄能力」を有さない場合には、グーグルの元CEO エリック・シュミット氏が「第五の権力」と名付けた「SNS」によって、現行のマスメディアへの「批判」が、数多くの市民から発信されると考えている。
そして、そのような状況に陥れば「日本のマスメディア」は危機的な状況に陥るとも考えている。こういう面はあるよなぁ。正直ワイドショーは素人の意見と感情的な意見で押し切っている印象は強い。ひと月前の映像から、今見るとどう見えるかのコメントをするコーナーとかやってほしいなぁ。まあ、用意されるシーンは都合のいいものばっかりなんだろうけど。
>(1)目の前の課題であるオリンピックへの対応はできているか
>(2)社会福祉の充実と行財政改革を並行して進めているか
>(3)オリンピック後を見据えた東京の競争力強化に取り組んでいるか
特に(3)なんてオリンピックという起爆剤を有効利用出来てなさそうな現状で評価なんてできないでしょ。
冷淡というか、拾い所がないのでノーリアクションしかないよねぇ。