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木星の衛星、新たに12個発見 衝突繰り返す「逆走」衛星も

CNN.co.jp
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    NASA Jet Propulsion Laboratory 技術者・作家

    やー、これまた面白いニュース!小さい頃に図鑑で各惑星の衛星数何かを覚えていた頃は木星は十数個だったと思います。ガリレオやハッブル宇宙望遠鏡の前の時代の話です。これからもどんどん増えるでしょう。

    木星はその巨大な重力で、ハエトリ紙のように太陽系を漂っている小天体を捕獲して自分の衛星にしてしまいます。見つかった12個のうち9個が逆行衛星だったと言うことは、それは捕獲された天体であることを示唆しています。記事にあるようにもともと3つのより大きな衛星が分裂してできたものだと言うこと。

    小惑星は、最近はやぶさ2が到着したリュウグウや、はやぶさが行ったイトカワがそうだったように、複数の小惑星が合体してできたものが多くあるようです。しかし小惑星は重力が小さいため、合体といっても固く一体化しているのではなく、ただ積み木を積んだだけのように緩やかに岩石が集まっているだけ(rubble pileなどと言う)のこともあるようです。そのような小天体が木星に捕獲されたあと、木星の重力から受ける潮汐力などにより積まれた「積み木」が分解して複数の衛星になったのかもしれません。

    そして今回の衛星の発見の過程も面白い!!Planet Nineを探す過程で副次的に発見されたと言うこと。つまり、木星や土星に望遠鏡を向ければまだまだたくさん衛星が隠れているかもしれない、と言うことですね!

    これが示唆することは何か。今、天文学の世界では見たいものの数に対して望遠鏡が圧倒的に足りていません。研究者は競争的過程で望遠鏡の時間を割り当てられます。すると、どうしても「木星の衛星の追加発見」という科学的新鮮味にかけるトピックより、Planet Nineのようなホットな話題のものが観測時間をゲットします。天文学や惑星科学は、望遠鏡の性能だけではなく、数もボトルネックになっているのですね。

    まあだから予算をもっと増やせい、と単純には行かないかもでしょうが、多くの人がよりこのような発見に興味を持って欲しいです。


  • 逆走衛星が気になる!


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