広告クリエイティブで日本が「後進国」化している理由-カンヌ・ライオンズ2018レポート-(河尻亨一)
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注目のコメント
興味深い良記事!
日本企業は能力が低いというよりも、世界の暗黙のルール変更についていけていない(あるいはついていく必要性を感じていない)。やや強引にサッカーに例えるなら、もはやこの"経済大国"にして、クリエイティブのジャンルにおいて日本は「W杯に出場できるかどうか?」さえビミョーな状況である。日本がガラパゴス的になってきており、グローバルに通じるクリエイティブが求められる。しかし、日本人の嗜好は年々、ガラパゴス化している印象がある。プラットフォームではGoogleやAppleを使うが、そこで流通するコンテンツは日本的なものを好む。Netflixも日本では今いちうまくいかず、海外で爆発的にヒットしたドラマや映画が日本だけ話題にならないことが増えている。
海外で評価されるにはグローバルな表現を目指すべきだが、日本の消費者はガラパゴスな表現を求めている。このズレはこれからボティブローのように効いてくると思っています。