FRB議長9月利上げ意欲 通商政策影響「予測困難」
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貿易戦争が長期化して景気を冷やすかもしれないし、中間選挙後に正常化して景気にほとんど影響を与えないかもしれない。展開が全く読めないのであれば、堅調な実体経済を判断材料に利上げしていくことが最善手です。金融政策が効果を現すには1年以上を要するので、気紛れなトランプ大統領にお付き合いするはリスクが大きすぎます。もし、貿易戦争と利上げのダブルショックで景気後退に陥ったら、それはトランプ大統領の責任ということで。
FF先物なんかを見ると、市場は年内あと一回以上の利上げは織り込んでいますが、二回までは織り込みきれていませんから、実際に二回の利上げが実現するようであれば更なるドル高の余地がある一方で、一回にとどまればドル安の可能性もあるでしょう。
Fedは、スケジュールに沿って機械的に金利を動かすことが最良と判断しているようです。今のところ関税の引き上げはドル高要因となっており、金利高と報復関税のエスカレートによるドル高が米景気にとってネガティブな要因となることが予想されます。