【小山薫堂】京都の料亭「下鴨茶寮」の経営を引き継いだ理由
NewsPicks編集部
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注目のコメント
京都下鴨茶寮で薫堂さんが企画するディナーに参加させていただいたことがあるのですが、料理や設や企画以外に驚いたのは料理長の抜擢人事です。和食の道はご存知の通り長く、50歳でも「まだまだ私なんかは未熟です。」なんて人がざらにいる中で、当時まだ20代後半の方が料理長でした。(ちなみに銀座にも下鴨茶寮があり、そこも同じく非常に若い)
斬新かつ革新的なクリエイティブの裏にある、大胆な組織・人事のデザイン。とても勉強になりました。篠塚プロがコメントされているように
下鴨茶寮さんは商品企画のみならず
人事面も革新的な料亭です。
20代の職人さんならば、
焼き方さんが多いのでは?
最近、京都の繁華街での料理店では、
塩で決めずに醤油系で味を締める傾向があるなか、
自身も毎年数回は利用させて頂いていますが、
きちんと伝統を守りつつチャレンジもされています。
また、初めて訪れる方は「こんな場所に?」って
思われるような立地でしょうが、
お部屋に通されると、
その良さを実感されたことでしょう。
料理、器、お部屋の備品、風景、中居さん、芸妓さん。。。
素晴らしいです。
160年続く理由のひとつと思います。
補足
下鴨茶寮さんの「ちりめん山椒」大好きです。放送作家×京都の料亭の主人×アカデミー賞受賞脚本家だからワイナリーのオーナーでもあるフランシス・コッポラに出会えたとありますが、専門領域しか分からない「I(アイ)」型、専門領域を持ちながら幅広い知識・視野がある「T型」、専門領域を複数持ち幅広い知識・視野がある「π(パイ)型」、と進化していくと等比級数的にチャンスや出会いが増えるのでしょう。