東日本銀行の行政処分は他銀行にとって他人事か - 銀行員のための教科書
銀行員のための教科書
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注目のコメント
「銀行が顧客本位の業務運営を行うことは難しいことなのです」と書かれているが、正にその通りである。
本部からの数字、稼げる人への権力集中、これらは事実だ。
それによって体調や精神を壊す人も続出している。なぜなら顧客本位でないことをすることが多いから。
ただそれだけでなく、本部はコンサル等を経営に入れている。IT技術やフィンテックに追いついていけないからだ。
本部からの数字だけでなく、統治する側が自分の意見を他人に委ねている現状がこういった事態を生んでいることに早く気づかなければならない。元銀行員ですが、最後の部分に完全に同意。
誇りを持って仕事をしてもらうためにも、銀行員はもっと給料上げて、管理の仕方を変えた方がいい。
「この東日本銀行の事象は、外部の人から見れば「あり得ない」と思われるでしょう。しかし、銀行内部から見たらどうでしょうか。むしろ「他人事ではない」と感じるのではないでしょうか。」残念ながらこれは東日本銀行やスルガ銀行のみならずどこの銀行でも起こり得ることですし、実際程度の差こそあれ起こっているのではないかと推察します。
営業部門が暴走するリスクを前提とした企業統治体制・カルチャーを築くことは経営の責任であり、足もとの両事案は現場の問題ではなく、経営の問題であるという所感を改めて強くしました。
(Quote)
「行内で牽制が効いていないと指摘されていますが、どの銀行でも、バック・ミドル(間接部門・事務部門)をフロント(営業)に移してきました。そして特に収益が苦しい時は「稼ぐ部署・稼ぐ人」に権力が集まるのは当然のことです」
(Unquote)