コンビニ決済:手のひらで イオン、9月から実証実験
毎日新聞
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注目のコメント
決済は技術でなくアクティブユーザー数でデフォルトが決まる。新しい決済手法は数あるが、ユーザーをどう獲得するか腹落ちする手法は少ない。沢山の人の手のひらの静脈の登録を誰がどう行うのか、顧客サイドで言えば、どんな人が喜んで登録をするのか、まだ想像が出来ない。
クレジットカードは、商流と結び付いたり、営業ブースを設けて地上戦したり、あるいはCM打ったりしてユーザー数を競っている。そこに対して、新しい決済の方が何故ユーザーの獲得効率が良いのか、回答が必要だ。なぜなら、ユーザーの獲得効率が悪い決済手段は必ず加盟店手数料が高くなり、加盟店サイドにクレジットカードに追加して採用する理由が無いからだ。いろいろな手法による技術革新は素晴らしいとは思いますが、消費者にとって、現金にかわる利便性は、どこへ行っても同じものが使える、という統一性が重要だと思います。ネットワークの外部性が重要な決済分野にとって、さまざまな技術がガラパゴスになり、統一規格がない、というのが一番不幸だと思います。
技術的には素晴らしいのかもしれませんが、消費者から見ればただでさえ多くて訳がわからない決済手段がまた一つ増えただけ。
日本の電子決済は、消費者を置いてきぼりにして、事業者がそれぞれの顧客囲い込みの手段として用い、ますますガラパゴス化しているように思います。
やはりこの分野も黒船に頼るしかないのでしょうか。