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失礼ながら現代ビジネスの医療系記事は脚色が強すぎてどうにもこうにもと思っていましたが、本記事はそのまま現実と思っていただいても差し支えない内容かと思います(ということは実際に危うい医師がそれなりにいるという…)。

私自身は、医学部受験>医師国家試験>進級試験の順で勉強が大変だったと振り返れます。医学部は、学内の進級試験でも結構大変だとは思うのですが、医師国家試験について言えば、設問はすべてマークシートでの選択問題のため、キーワード連想と消去法で完璧に答えがわからなくても正当と思われる答えを絞り込むことが出来ます。

さて、臨床においても診断過程や病態把握において同様の考え方で正答への道筋が立てられると言えるのですが…実際は、何がキーワードだったり何が消去し得る要素なのかを把握することが極めて大切です。そこが試験と違うところで、臨床経験だったり、コミュニケーション能力だったり、人をみるセンスだったりと「臨床医力」が求められるところです。残念ながら、日本の医学教育はそこにフォーカスしたカリキュラムがまだまだ弱いのだろうと思えます。
同僚から袋叩きにあうだろうと思いますが、それでも医師は他の業界に比べて給料は高いし、余程の事をしでかさない限り食いっぱぐれは無いしで恵まれています。
ですから、偏差値が高ければ、適性や意欲に問題があっても医学部を目指してしまいます。本来、理工系に行くべき人材がです。
それを是正するために医学部の経済的な魅力を他の学部のレベルまで下げるべきだと考えます。
そのためにはどうするか。
高齢者の自己負担の優遇や高額療養費(補助)制度を撤廃すれば不要不急の患者や医療行為が減って良い方向に向かうと思います。
マニュアル化は医師に限ったことではありません。

弁護士等法曹関係者や一般のビジネスパーソンにも、マニュアル化は浸透しつつあります。
受験勉強に便利なツールが増えすぎたため、自分で「どうやって勉強すればいいか?」などを考えずに済むようになりましたから。

医学部独自の問題は、本人の意思ではなく保護者や周囲の「押し」で医学部に入ってしまうことでしょう。

成績優秀な高校生は、性格等に関わりなく医学部受験を勧められます。
親が開業医だと、プレッシャーは一層強くなります。

本来は、志を持った若者が医師を目指すべきだと思うのですが…。
そういう人たちもたくさんいますが、そうでない人たちが多いのが医学部です。
まあ、医師のくせに水素水とかを推奨してるバカ医師もいますからね。医師というだけで根拠のないものを信じてしまう方もバカなんですけどね。
前から言ってますが、臨床医ってかなりめんどくさいこと、答えのないことに立ち向かう覚悟が必要な仕事ですよ。

たしかにテキトーな仕事で食いつないでる医師もいますが、本人も本当にそれで幸せとは思えません。

患者さんに寄り添える人に医者になってほしいと思ってます。
医師の臨床能力は、出身校ではなくむしろ、どこで初期研修を受けたかの方が重要です。素直な人間性に適切な教育を注ぎ込めば必ず伸びます。

名門国立大学より私大出身者が医師として能力が劣る、ということは決してありません。
米国では4年生の大学を卒業してから医学部に入ります。すなわち、大学を卒業してさらにトレーニングを受けたいというモチベーションの高い人が医学部に集まります。医学部時代には早期から病院の中で研修医のような扱いで職業トレーニングを受けます。また、その後の研修医としてのトレーニングも、第三者機関の介入によって、どの州のどの病院にいても同様の内容を受けられることになっており、病院はそれに違反すると標準的なリクルート活動から外されてしまいます。これらのプロセスにより、医師の最低水準が担保されており、人材の選定や医学教育という点では米国にかなり分があると感じます。
学力の高い中学生高校生は医者や弁護士ではなく AI 研究者を目指して欲しい