資生堂のIoTビジネスは“ネスプレッソ”のように稼ぐ
コメント
注目のコメント
この記事では、弊社のネスプレッソのビジネスモデルの転用ケースのような話だが私はそうは思わない。IoTを用いて20世紀には解決出来なかった顧客の気づいていない問題を解決するイノベーションだ。 「オプチューン」という家庭でのスキンケアシステムにより「毎日変化する個人の肌の状態や環境によって、本来美容液と乳液も状況に応じと変えなければならない」という問題を解決した。さらにIoTを活用して、更なる個人の使用状況を分析して正しい定期購入をフォローアップする。
いずれも、これまでの百貨店の店頭指導員では出来なかった顧客の問題解決がここにある。ネスプレッソというより、弊社が手掛けた、「ネスレ ウェルネスアンバサダー」の処方箋モデルに似ている。
3年前にイノベーションの作り方を資生堂さんで講演させて頂いたが、魚谷社長はじめ社員の方々に「おめでとう」と申し上げたい。成功間違いなしだ!CaaS(Cosmetics as a Service)の時代が到来。
まさにタイトルのような追加カートリッジで稼ぐSubscriptionが実現します。温湿度などの環境データと個人の肌の状態から最適な美容液と乳液を吐出する仕組み。どの程度の満足度とリテンションが得られ、他の事業者がどのように追随していくかが興味津々です。現状の自分の奥さんの化粧品の買い方:
1. デパートの化粧品売場までわざわざ行って、
2. 登録顧客カードを美容部員に渡して、
3. 前回と同じスキンケアの型番と濃度のバージョンみたいのの指定を確認して、
4. 受け取って支払う
顧客負担の観点からも管理の観点からも、おうちでサブスクリプション受け取りにした方が双方にとって良い。既にやってない方がおかしい。