2050年にすべて電動車に 世界で販売の日本乗用車 経産省
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経済産業省は日本の新たな自動車戦略で、2050年ごろに世界で販売する日本の乗用車をすべて電気自動車やハイブリッド車といった「電動車」にする目標を盛り込む方針です。
これに伴って、車から排出する二酸化炭素を2010年に比べて90%削減するとした目標も明記する見通しです。
そのうえで、産学官が連携して新たな電池やモーターなどの開発を進めることなども盛り込む予定です。
注目のコメント
途上国から起きる技術革新をリバースイノベーションと呼びますが、自動車とキャッシュレス決済は、リバースの一大技術革新です。リチウムイオン電池を発明した日本が後手に回る現状は悔しくて仕方ありません。気になるのはトヨタが見事に開発した水素と酸素を使った燃料電池車の行方です。テスラのイーロン・マスクが「水素社会なんか来ない」と言ったそうですが、このすごい技術をなんとか未来に生かしたいです。日本のためにも。あとマツダがあえて内燃エンジンにこだわり、エコ燃料との組み合わせで電気自動車を超えるエコ革命ができると訴えている件です。この挑戦にもエールを送りたいです。
このニュースの原典ないかググりました。下記を受けて…ということでしょうか…そうそうたる方々のお考えを総合して設定が検討されているものと推察されます。
自動車新時代戦略会議(第1回)資料 平成30年4月18日 経産省
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/jidousha_shinjidai/pdf/001_01_00.pdf
「・ゼロエミッション化など地球的課題の解決に向けた意欲的な長期ゴール(2050年頃を想定)を掲げて日本から世界に発信していくことを目指し、その内容を具体化していく。
・特に足下の動きが激しい電動化を中心に官民の取組を具体化することとし、以下のような 視点で実務者レベルの検討に着手する。
1 日本において世界最先端の制度・社会インフラの整備を実現する
2 日本を世界最先端の研究開発拠点とし、産業競争力を強化する
3 日本がリーダーシップを発揮し、世界の課題解決に向けた国際協調を進める
→ 委員の皆様に随時ご相談しつつ、今夏までに中間整理を行う。」
委員名簿
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/jidousha_shinjidai/pdf/001_00_02.pdf
自動車新時代戦略会議(第1回)
http://www.meti.go.jp/committee/kenkyukai/seizou/jidousha_shinjidai/001_haifu.html電動車という言い方はBUZZWORDで、その定義があいまい。48Vマイルドからフル・ハイブリッド、あるいはシリーズハイブリッドも含まれる。電動化=バッテリーEVではないのです。電動化=多様性ですが、その目的はCO2低減だけではない。クルマの新しい魅力や価値をどう作るのか。政府にはまず、産学連携を強化し、ベンチャーが活躍できる社会基盤を構築してほしい。