東大生が厳選「世界史が好き&得意になる」3冊
コメント
注目のコメント
受験生向けに裏技を駆使するとすれば、以下の3つ。
①NHKの教育テレビの高校世界史の視聴 ビジュアルを駆使して記憶する
②植村センター世界史の実況中継 CDの聴講(約1時間)、耳で覚える
③青木裕司のトークで攻略 世界史 CDの聴講(約24時間)、耳で覚える
記事に出てくる東進の新巻先生の本は東大、一橋受験生向けに書いたそうなので志望者にはおすすめ。新巻氏は左翼文化人の青木先生等とは異なる歴史観の先生であり、社会人にもおススメできる。なお、古本の場合、誤植が多いので注意が必要。荒巻先生、懐かしい。書籍を出されていたんですね。
数学と物理が得意・国語が苦手という典型的理系の僕が文系の大学を目指したのは、高校時代に世界史をとても楽しく教えてくれる2人の先生がいたから。荒巻先生は怖かったけど授業は毎回とても楽しみで、たまに答案を褒められると本当に嬉しかった。
ちなみに教科書は東京書籍がおすすめです。まだあれば。えーと、一応歴史科目だけなら確か全国トップだったような過去の栄光がある私が、歴史が得意になるためのとっておきの本をご紹介しましょう。
それは井沢元彦さんの「逆説の世界史&日本史シリーズ」
今、眉をひそめた方は、それなりに歴史通だと思われますが、たしかに井沢氏は歴史家ではないので、事実認識に多少の間違いも見られますし、名前からして定説とは異なる説も開陳されてはいますが、いいんですよ、そんなのは。
大事なのは読んでいて面白いこと、そして頭に入ってくることで、井沢元彦さんの本は元々週刊誌の連載だけに、その辺のとっつきやすさは天下一品。
議論の残る点はあるにせよ、学問的にはともかく、高校レベルで全く問題がありません。
お勉強、ではなくまずこの辺の本から歴史の入門をされるのか個人的にはおススメです。
山川の用語集を丸暗記するような記憶力がある方はいいのですが、そうでない方には一般の人向けに書かれた、興味を引くエピソード満載のこの手の本が良いのではないでしょうか。