JPモルガン、ドイツ銀行株式取得に関心との報道を否定
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注目のコメント
経営が厳しいDeutsche Bankについて、どこかに買われていくか。印象的なのはJPMの声明。
『JPモルガンは「強さを増しつつある。それを台無しにし、火中の栗を拾う必要があるだろうか。JPモルガンにドイツ銀行は必要ない」と述べた。』
ドイツの金融システムについて、あまり知らないのだが、印象として意外にリスクコントロールができていない事案が出てくることが多いと思っている。
Deutsche Bankだけでなく、金融危機の際には興業銀行(IKB)や地銀(ランデスバンク)が結構サブプライム関連証券を買っていて、被害金額も大きかったはず。
http://www.jsri.or.jp/publish/research/pdf/82/82_07.pdf
https://www.dir.co.jp/report/research/economics/europe/20161012_011315.html杉本さんの潰れるまで待っているのでは、というコメントは言い得て妙ですね。完全に潰れるかどうかは別としても、一部(例えば米国事業)を買い取る、といったことはありうるかもしれません。規制によって、大規模銀行は、Living will(生前遺言)において、どうやって、国ごとのオペレーションを潰すか(resolution plan)を検討し、バラバラにしやすい組織体制に変更していますので、買い易くはなっていると思います。