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非農業部門の雇用者数の推移は4月が+175千人(上方修正)、5月が+244千人(上方修正)、そして6月が+213千人となり、堅調な雇用拡大が見て取れます。
また、時間あたり賃金は対前年同月比4月が+2.6%、5月が+2.75%、6月が+2.74%くらいでしょうか。一年前と比べると伸び率は加速しています。
ちなみに昨今の原油高の影響で5月の消費者物価指数は同+2.8%増です。雇用者数の拡大自体は新規雇用者にとってはポジティブですが、すでに仕事をしている人の視点に立つと、賃金上昇率と物価上昇率がパラレルに伸びるのでは(残業が増えない限り)購買力の高まりには繋がりません。ちなみに週間賃金は同+3.04%増加しているため、物価上昇に対するプラスαはごくわずかに留まっています。
トランプ大統領が執拗に原油価格の下落を望んでいる背景の一つと言えるかもしれません。
失業率は4.0%と前月から0.2ポイント悪化したものの、非農業部門雇用者数が21.3万人と市場予測の19万人を上振れ。平均時給は26.98ドル、前年同月比+2.7%。

雇用者数は直近3ヵ月の月平均でも21.1万人と20万人を上回っていますので、失業率の小幅な悪化や賃金の伸び悩みがあるものの、米国の雇用環境は総じて堅調とはいえますね。
賃金下振れでドル安反応ですね。ただ失業率も上がってますが、労働参加率上昇の要因もあり、悪い内容ではないです。
失業率が0.2ポイント悪化しているとはいえそれでもまだ4%です。就業者数も増えていることから、アメリカ経済の底堅さを表していると思います。
農業分野以外の就業者数は予想を上回る堅調な伸びとなりました。
また、失業率は3.8%から4%に上昇。
賃金について平均時給は前年同月比2.7%アップとなりました。これは5月の水準と同じです。3%の壁は厚いですね。
米国経済の足元での強さが、トランプ大統領が通商政策で強く出る余地を生んでいる印象です。保護主義の実害が出るまでには時間がかかるでしょうし、むしろ目先においては、景気の過熱を和らげるという見方すらできるかもしれませんね。そうこうしているうちに手遅れになる展開が心配です。
賃金の伸びはゆっくりなのでひとまずドル円は売り。利上げを急ピッチにはないと市場はホットしたよう。米中貿易戦争で騒がしいだけに、安心した人も少なくないのでは
日本からすると羨ましい流れでは。
流動性も高いでしょうし、良いですねアメリカ。
アメリカの雇用回復、アメリカと各国間の関税強化。トランプ政権のナショナリズムの進行が、国境を厚くしていますね。

ヒト、モノ、カネ、様々な資本の流動性が硬直しすぎないことを願いたいと思います。