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プロピッカーのレノバCFO森さんや、FOLIO代表の甲斐さんなど、ここ数年、外資系金融出身者でスタートアップに参画したり、創業したりする方が急激に増えている印象があります。外資系コンサル出身者も然り。
リーマンショック後、私がドベンチャーにいた2010年あたりはスタートアップ冬の時代で、そういった方が参画することも多くなかったため、なんだか隔世の感があります。学生時代を知る友人で、「お前、スタートアップなんか、これっぽっちも興味なかったやんけ!」と思うような人も続々と流入しており、「転職先はスタートアップ」というのが一つの型として定着しつつあるのでしょうね。

こうした方々が参画することによって、会社の価値がより高まるという側面もある一方、金融のプロフェッショナルが選択肢が数多ある中から選んで参画しているということは、その参画先に可能性が多分にあることを示すサインなのでしょう。
なんと言っても、自分自身というかけがえのないリソースをそのスタートアップに投資しているわけですからね。

https://newspicks.com/news/3040150/
最近、外資系の投資銀行やコンサルの方から、ベンチャーへの転職の相談を受けることがとても多くなってきた感覚があります。それだけベンチャーシーンの魅力が増してきているということでもあり、一方でI-バンカーやコンサルタントの付加価値が相対的に弱まってきているということでもあると思います。

ベンチャーはたしかに圧倒的に変化も早くエキサイティングで面白いのですが、そこで活躍するのは、そんなにたやすいことではない。特に外資系投資銀行やコンサルの出身者は、たとえ給与を前職から半分近くに減らしたとしても、ベンチャーの水準からすると、どうしても周囲からの期待値はあがってしまうもの。

外部のキャリアイベントなどでも、①プロダクトや業界への知識や情熱の深さ、②創業者との関係性や信頼、③人材を引っ張ってこられるネットワーク、の3点のうちのどれ一つもないとベンチャーで活躍するのは難しい、という話をさせていただいています。

ぼくも強い意思をもってこの業界に飛び込んできた身ですし、個人的にぜひもっと多くの人にこのエキサイティングなベンチャーの環境に興味をもってほしいと思うので、ぜひ上記のような点を反芻したうえで判断していただいて、腹をくくったうえでどんどんチャレンジしてほしいと思います!
朝倉さんが触れている「お前、学生時代はスタートアップにこれっぽっちも興味なかったやんか!」と言われた中の1人です。はい。

ここではCFOにフォーカスされてますが、bitFlyer加納さん、VISITS松本さん、私は、実は元デリバティブトレーダーという共通点があります。GSトレーダーはなぜCEOやりたがるんでしょうか。
こちらも分析して欲しいところです。
2000年前後までさかのぼれば、外資金融って日本においては黎明期でスタートアップ的な場所だった気がします。私も大学生の時はカタカナの怪しい金融機関って思ってました笑。一部の尖った人が行く場所で、経済的なアップサイドも大きいという2点はまさに今のスタートアップと共通する点かなと。時代も変わり昔に比べて外資金融のアップサイドも限られるようになってきたのも、今スタートアップへの参画が増えている背景の一つかなと思います。

あとは記事中にもありますが、なんだかんだで創業者との人的なネットワークは大事で、学生時代からのつながりは大きいし、創業者側から見たときに、同級生の外銀勤務はCFOとして誘いたくなる属性ですよね。(コンサル勤務よりも外銀勤務の方がポジションイメージがあるので声かかるだろうなと思います)
本来リスクの高いベンチャー/スタートアップの世界に、数年前に飛び込んだ外銀出身者の中から、分かりやすいロールモデルとなる方が近年何人か出てきています。

今週も外銀の後輩2名から私のところへ連絡があって、曰くに「スタートアップに役員でジョインします」。転職を決めた2人は、元々はスタートアップのイメージが全くない方々で、連絡を受けてとても意外。

察するに、「リスクは高いけど赤信号みんなで渡れば怖くない + バスに乗り遅れるな」的な、流行りものなんだと思います。

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ちなみに、昨今の人の動きは、十数年前にあった、外銀 → PEファンドへの移籍黎明期と、その後のラッシュがデジャブします。なお、PEファンドへの移籍組で経済的にもポジション的にも成功したのは、ゴールドラッシュの最初に動いた組です(2010年代に動いた方は、ジュニアポジションが大宗)
この記事は完全同意です。

大先輩で外資金融出身者(これから辞めてベンチャーに行く)の言葉が印象的です。自虐も含まれているでしょうが、これが本音なのかもしれません。

「私たちが最も優れているのは目利き力。私たちがすごいから成功するのではなく、すごい会社を見抜いて乗っかっているから成功する。事実、外資金融出身者でアーリーステージから参画している人はほぼいない。この段階では成功するか見極められないから。大型ファイナンスが必要なフェーズかどうかは関係ない。」
外資金融出身者がスタートアップ界隈で活躍している事は肌感覚では感じていましたので興味深い記事でした。外資系コンサル出身としては、外資系コンサルももっと活躍して欲しいとは思うものの、最近のコンサルはマーケット感覚がなく、保守的、あと意外とリレーション作りが出来ない。それに比べると外資金融出身者はマーケティング感覚だけではなく人間としても面白いひとが多い。理由は、わかりませんが。個人的には、もっとプログラマーやエンジニアがスタートアップでもっと活躍するようになって欲しい。その辺り、これから取り組んでいきたいと思っています。
おもしろい!記事内でも触れられていた以下の記事とあわせて読むのがオススメです。

・いざスタートアップへ 外資金融出身CFO続々(2018年05月20日)
https://newspicks.com/news/3040150
キャリアとしてのスタートアップのリスク・リターン直線の下に位置しているのが外資系金融。人生もキャリアも金融も本質は似ているのだと思います。
スタートアップからIPOにかけてのCFO職には、外資系金融機関経験者は非常に効果的であることのは賛成。しかし、IPOから100年続く企業に成長させる過程では、全く異なる経験と能力が求められ、CFO自身の変革が必要で自己変革力が次へのステージへの鍵になるだろう。