水道事業に民間活用などの改正法案 衆院通過
コメント
選択しているユーザー
国家が水という生命に絶対必要なものの管理責任を放棄する様な法案。
別の見方。水道老朽化に財政が耐えられないと思っているなら愚の骨頂。そこに需要があるなら国債発行してでも公共事業をやれば良い。
どっちにしても愚策。無責任極まりない。
端的に売国。
注目のコメント
何気なく通過していますが、これに関しては大きな愚策です。
というのも、他の国(複数ですが)で上下水道のインフラを民営化したのにも関わらず、結局公営に戻さざる得ない状況になってきています。2日間で通過したってTwitterでは流れたけど、どんな流れで通過したのか知りたいところ。相当異常な状態だと思っています。
国として、公共整備を民営化させる順番を間違っていますね。2013年に米国ワシントンD.C.のCSISで講演した麻生副総理は「水道はすべて民営化します」と発言しています。
世界では、民営化した水道の再公営化が潮流で、周回遅れの政策です。
私も民営化すべてを否定するものではありませんが、空港のように付帯事業で儲けたり、利用者を増やすことで売り上げを増やせる施設と違って、人口減で利用者が減り、必要な分だけ使われ、節水の時には利用を控えるよう呼びかけなければならない水道は民営化には向かない施設の代表だと思います。
日本人は「空気と水はただ」という観念が染みついているのかもしれませんが、世界では将来「水戦争」が起こる可能性もあります。
「命の水」という基本的なインフラを本当に多国籍企業に委ねてよいのか。
参議院では、まだ、受動喫煙対策の健康増進法の質疑が始まったばかりです。どうして、コンセッション方式の促進を含む水道法を大阪北部地震が起こったこのタイミングで無理に通そうとするのか疑問です。本件、昨年3月あたりに山本太郎議員が麻生大臣に激しく追及していましたが、あっさりかわされた案件ですね。
「生きるために一番大切なのは空気、二番目に水」と言う質疑を行ったところ、マスコミは「水道事業を民間に売却する法律の議論」ではなくて「生きるために二番目に大切なものは何か?と意味不明な質問をする山本太郎」と言うテイストで報道しました。
昨年から水道事業の民営化について盛り上がっていれば話は異なったでしょうに、衆院通過してから騒いでも時既に遅しと言う感じではないですかね(と言うか今でも盛り上がってないか)。
水道事業が民営化された結果として国民負担が重くなったと言う事例ばかりなのに、実施する理由がわかりません。
行政の赤字を解消するために民間に、と言うのであれば「行政の存在目的は収支黒字を目指す事なのであって、住民の生活ではない」と主張するようなものです。そんな行政の存在意義はあるのでしょうか。
※実態としては主に海外のレントシーカーの要望に応えたものでしょうけれども(外国に日本の権利を売る政策が目立つように思います)。