歴史を鑑に未来を映す──大河の歴史考証人が語る、史実を学ぶ「本当の意味」とは
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注目のコメント
"一豊が信長に仕えていた安土城下時代を想定した場合の年収は、およそ2,000万円だったことが明らかになっています。それほどの年収があれば、「金さえあればあの名馬を購入できるのに……」と、千代の前でため息をつき肩を落としたとは想像しがたい。"
小谷城もそうですが、時代考証の存在意義ここにあり、ですね。唸ってしまいます。
実際のドラマでどう扱われるか、フィクションでありながら事実に基づかないといけない制約が物語を面白くします。メモピック〜
※朝倉宗滴(あさくらそうてき)という武将が、こんな言葉を遺しています。
「名将とはいちど大敗北を喫した者をいう」。
実は彼は一度も戦に負けたことがなかった武将で、逆説的に「自分は負けたことがなかったから、とうとう名将にはなれなかった」と述懐しているのです。
※多くの負け戦を経験した家康は、家臣の犠牲により生き残ったという思いを強く持つようにもなり、「家臣こそわが宝」という言葉も残しています。いずれも、いまを生きる経営者やリーダーの心にひびく教訓ではないでしょうか。