この連載について
独自の視点と卓越した才能を持ち、さまざまな分野の最前線で活躍するトップランナーたち。これらのイノベーターたちは今、何に注目し、何に挑んでいるのか。毎週2人のイノベーターたちに、さまざまなテーマで大いに語ってもらう対談企画。
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ZホールディングスとLINEの経営統合に伴い、2021年にLINEから商号変更。ソフトバンクとNAVERが株式を50%ずつ保有する中間持株会社。
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講演では、もう少し、自分語りが多かったのですが(笑)、そこは本質じゃないと思い削ってもらいました。特に20-30代前半まで、どのような仕事をどのようなスタンスで、どのような考え方に基づいて関わっていたか、について語ったのですが(ここではマツダとTHE SUIT COMPNYを例として軽く挙げてますが)そこは連載では省いてますので、もしお聴きになりたい方は飲みにでも行きましょう(笑)。
さて、私が言うのも何ですが、この連載で語る議論は、大きく二つの意味で意味があると思います。一つは多くは様々な先人たちの学術的な議論に基づくものであるということ。二つ目はそれらは実際にあらゆる企業によって実践されてきているということ。マツダやTHE SUIT COMPNYはそうした実践の一例なのですが、マツダについては本連載の後半に語ります。
この講演の内容は、世の多くの「自己啓発系大好き」クラスタの方々には、小難しい上に何の直接的な答も与えられず、つまらないものかもしれません。ただ、そういう人たちこそ、有名人の「俺的生き方」に一喜一憂して振り回されるのではなく、確かな知識に基づき自分で考えることの重要性に気づいて欲しいと思っています。
今日から5日間、よろしくお願いしますmm
※ “”内は本文引用
「技術」とは
“人間単体ではできなかった課題を解決するのが「技術」です”
企業とは
“その課題を解決した結果、解決策である「バリュー」を供給するバリューチェーンとして企業が存在し、やがてその領域に参入する企業が複数現れて、いわゆる業界が形成されていくのです”
一番大切なのは出発点だと感じました。
“最初にどういう問題を解決するのか。ここが大事であるにもかかわらず、その意識が今も弱いのが現状です”
ネット業界の中に入ってみると分かりますが、外から見ると流れがものすごく速く濁流が全てを飲み込む、という印象があるものも一本調子ではありません。
常に大事にしたいものは「一点突破、全面展開」です。重荷と感じる資源は実はコアコンピタンスだったりするのですが、意外に気づけなく、使いこなせない企業が多いと思います。
以下は真意をついた一文だと思います。確かに。
=====
テクノロジーとは何か。それは突き詰めると、「人間の機能と感覚を拡張したもの」
そして、昨日まで「新」だったものが、今日は「旧」になっているケースもたくさん出てくるでしょう。
激変の時代の考え方。
続きが楽しみです(*^^*)
同じ分野を研究しているからかもしれないが、、。
「そうではなく、最初にどういう問題を解決するのか。ここが大事であるにもかかわらず、その意識が今も弱いのが現状です。」
>>「弊社にはこういう技術があるのだが、これを使って何かビジネスができないか」。私がコンサルタントをしていたとき、そうよくクライアントから言われました。
しかし、この問いは目的からではなく、手段からスタートしてしまっている。このような発想が、日本企業には非常にありがちなのです。
そうではなく、最初にどういう問題を解決するのか。ここが大事であるにもかかわらず、その意識が今も弱いのが現状です。