「ダイバーシティ経営」の落とし穴
文春オンライン
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注目のコメント
特にネットでは楠木先生がご指摘されている通り良し悪しを発言しやすい条件が本当によく揃っていると思いますが、良し悪しを発言しても自分がすっきりして終わるだけだったりして、世界には意外と何の影響も与えていなかったりする場合もあると思います。世界とは、自分の周りの世界、自分が行動して変えられる世界という捉え方が好きです。
私も(というと大変僭越ですが)好きという表現を多めに使ってみるように心がけていて、そうすると伝わりにくいと思っていたものが伝わったり、自分の中に新しいものが見つかったり、しています。
コンサルティングの仕事で何か述べるときも、わざと「あるべき」ではなく「好き」という言い方をするときもあります。ある大学教授が、生物学的に言えばダイバーシティというのは究極的には「ゴキブリでも愛せるか」ということだ、と言っていて、妙に納得した覚えがあります。その観点からすると、ダイバーシティ経営という言葉には、生物多様性的な意味を越えた強いバイアスを感じるため、使わないようにしています。