ホテル設置のスマホを軸に新ビジネスーソフトバンク、handyと資本・業務提携契約
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Handyのシェアの拡大はすごい!総論のビジネススキームに関してはとても期待してます!
他方で、使用してみて思うに、個々人がスマホを持っていて、使い慣れたアプリとその配置があり、さらにWi-Fiを携帯している状況においては、ユーザービリティに課題があるので、稼働率を上げていく際のポイントになるかと。handy社内の者です。handyは一見するとスマホなのですが、これからは旅行における総合的なIoTプラットフォームとしてソフトバンクさんと二人三脚で取り組んでいきます。
旅行に関わる全ての方へ少しでも利便性を提供出来るように努力していきますので、応援して頂ければ大変嬉しいです。handy Japan とソフトバンクのファンドレイジングと戦略的提携を無事発表することができました。せっかくのNewsPicksなので新聞に載らないお話をしたいと思います。
今回のファンドレイジングはいくつかユニークな点があります。通常JVが単体でファンドレイジングする例は少ないですが、今回は handy Japan が第三者割当増資をする形で行いました。そしてすべてのファンドレイジングをJVである日本が主導で行いました。私はいままでグローバル企業の日本法人をいくつか経営してきましたが、グローバル企業のローカルオフィスは社長とはいえ名ばかりで予算はGlobal 本社から降りてくるので単なるオペレーションマネジャーであることがほとんどでした。これは誠に面白くないです。なぜなら日本が自分の運命を決められないからです。日本主導で予算を取ろうとすると多くのレッドテープをくぐらねばならず、そのためにビジネスが内向きになります。日本を変えたいと思っても、その前にGlobal本社を変えなければならないのです。今回はhandy Japanに出資していただいたので、出資金は日本のビジネスの成長のためだけに使えます。毎期ホールディング会社から予算を獲得することなく成長できる原資をことを担保したことで、グローバルのプラットフォームを使いながらよりスタートアップとして日本の現状に即したプロダクト、サービスを提供することが可能になります。グローバルの群戦略を組まれるソフトバンクさんにローカルだけの出資をお願いすることはハードルもあったのですが、ビジョンをご理解いただける素晴らしい方々と巡り会えたことで、異例の日本法人への単独出資となりました。
そしてそのための準備もしていました。それは短期間で大きな面を取るということです。市場の30%のシェアをとる、いわゆるランチェスター戦略を事業開始後わずか6ヶ月で達成し、日本のビジネスが飛躍的に伸びていることを実証できたからからこそ実現することができたディールであったと思います。 グローバル企業でありながらも、ローカルのスタートアップとして機能するために必要であったことを、事業スタートから3ヶ月後からプランし、ファンドレイジングまで日本の力だけでやりきったという点で大変ユニークかつ私としても楽しい経験となりました。