出せば確実に売れるスマホを作るチャイナモバイル 世界最大の携帯電話事業者たる所以
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記事によれば、China Mobile初となるTD-LTE対応スマートフォンを開発したのはBYDとハイセンス。BYDはその後が不明ですが、ハイセンスは今もChina Mobile向けにスマートフォンを提供しているようです。ハイセンスの2017年スマートフォン出荷台数は約680万台。China Mobile向けの比率はどの位あるのだろう。
China Mobileの自社ブランドでは、YunOSを採用するスマートフォンが多いようです。データが少し古いですが、2016年にOS別出荷台数シェアでiOSを抜いて、android(複数メーカーのフォークOS含めて)に次ぐ2位となるとの予測がありました。
YunOSはAlibabaが開発したandroidベースのOS。採用している主な中国メーカーは、Meizu、Xiaolanjiao、DOOVの3社。2017年のスマートフォン出荷台数は3社合計で約2,500万台。2016年ほどの勢いは無さそうですが、数が不明なChina Mobileブランドを含めると、YunOSのシェアはそこそこ(6〜10%弱)あるかもしれません。
YunOSは車載向けの採用もあるという。China Mobileも無関係では無いでしょう。China MobileとAlibabaの関係が、今後どうなっていくのかも気になります。
『Alibaba’s YunOS overtakes Apple’s iOS as China’s second-largest smartphone operating system:South China Morning Post』
http://www.scmp.com/tech/china-tech/article/2049570/alibabas-yunos-overtakes-apples-ios-chinas-second-largest-smartphone
2017年中国ブランド スマートフォン出荷台数
『2017年国产品牌手机出货量总榜:旭日大数据』
http://sri.shoujibao.cn/show-267.html圧倒的シェアと電波の品質が良ければ、少々ヘマしても陥落することはありません。
ちなみにチャイナモバイルは他の2社と比べLTEのバンドが実質中国ぐらいしか普及してない非グローバルなバンドしか採用してない状態でありながらドコモ以上のシェア率を取ってます。