ボーイングはデザインコンテストを通じて、制約にとらわれない「個人用飛行装置」をつくろうとしている
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注目のコメント
自社だけでは凝り固まってしまうであろうアイデアを,コンペ形式のコンテストにして外部に求めるという方式は上手いやり方です.
エアバスも2012年から,未来の航空輸送のための斬新なアイデアを世界中の大学生から募集する「Fly Your Ideas」を実施しています.
http://www.airbus-fyi.com/
このボ-イングのコンテストもそうですが,ある程度の期間を設けてステージを設定し,絞り込みながら賞金も出す.SpaceXがハイパーループの車両をつくる学生向けのコンテストもしています.
https://newspicks.com/news/2467006?ref=user_2112738
主催する側からすると,思いがけないアイデアとテクノジー,人材の発見もあるし,啓蒙にもなる.応募する側からすると,名を売るチャンスだし,賞金というぶら下がったニンジンも欲しい.教育的効果も見込める.業界外、あるいは全くの無名の人などが意外なアイデアを持っていることも多く、そうした人達を発掘するのにもいいですね。そうした人達は既成概念を超えたものを何気なく提案できるので、既存の人達にとっては大きな衝撃になるなんてことはよくありますからね。
よく言われる事ですが、外部の人材の方が社内の暗黙の了解等に左右されないため、斬新なアイデアが出てくる可能性があるかと思います。
実際に社外のベンチャー企業の方とプロジェクトに取り組むと、自分たちが想像もしなかった切り口で提案を頂けたりします。
斬新な切り口の提案は社内で通すのにひと苦労してしまいますが…。