迫られる生産性革命 働き方改革法が成立
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漸く第一歩。1983年9月N證券を退職してモルガン・スタンレーNY本社エクソンビルでの研修が始まった。初日に驚いたことは株式本部のフロアーに4時過ぎには誰もいない。破格の年収を得ているトレーダーやセールスが5時前帰宅とは唖然❗帰り支度してエレベーターに乗ると会長と一緒になった。緊張して自己紹介しながらビルの外まで出ると社用車は待機していない。会長は別れを告げて地下鉄階段を降りて行かれた。名門投資銀行のトップが電車通勤? 正にカルチャーショックを受けた初日でした。弊社でもかなり前から私も含めて大半の社員が5時過ぎには帰宅する。我々は知的資本の時代を生きている。知的サービスの生み出す生産性、即ち収益こそがすべてなのだと思う。
注目のコメント
この記事の副題が、「時間より成果に重きを」。
日本の生産性が低いことは、成果を出していないことです。
だから成果を出すように変えなければいけません。成果に重きをおいて、何かの重みをなくす必要があります。この記事ではそれが時間だといっています。
私は違うと思います。むしろやめるべきは、ルールによる「標準化と横展開」という日本が以前うまくいっていた時に効果的だったやり方です。これを日本人ほどきちんとやっている国は他にないでしょう。
「標準化と横展開」が成果を生んでいないことは、結果からあきらかです。ある時にうまくいったやり方を普遍的に正しいことだと勘違いして、いつまでも使い続ける。先の大戦でも見られた日本の悪い癖です。
逆に、もっと重きをおくべきこともあります。成果を出すのは人です。よりよい成果を出すには、人を「成長」させる必要があります。
人の成長を最も優先度の高い項目として、重きをおく必要があります。
例えばあなたがパワポの資料を作る場面を考えましょう。成果は、スライドのコンテンツをうめることでしょうか。
違います。目的のコンテンツが描ける人にあなたを成長させることです。多くの場合、紙面を実際に埋める時間などたいしたことはありません。
大事なのは成果です。成果は資料やプレゼンの受け手を動かすことです。あなたがそれを考えられる人でなければいくら時間をかけても、成果はうまれません。成果を出すには、そのような中身を考えられる人にあなたが成長することが必要条件です。
成果をだすには「ともかく成果が出るように頑張れ」ではうまくいきません。人の成長こそが成果の本質です。生産性向上は残業の削減で実現できません。向上の実現の結果として残業が削減されます。
経験では同じことをやったら日本人が劣ってるということは決してないです。なので、無駄なことをやってるということ。強制的に残業減らして無駄を減らそうということだろうけど、うまくいくのか疑問です。人を増やして収益押し下げてさらに地盤沈下していかないでしょうか。
アウトプットを落とさずに、不要と思われることをやめることができるかで、マネージャーの能力によるところが大きいと思います。そういった点では西野監督は見事に結果を出してますね。
また、小さな会社は人材不足を補うために、新しいツールをどんどん取り込んでいます。その点で大企業はずいぶん遅れています。外部がどうしてるのかをもっと見渡して学ぶべきだと思います。
外資が全ての点で優れてると全く思いませんが、上記の点では何歩も進んでいると感じます。