• 特集
  • 番組
  • トピックス
  • 学び
プレミアムを無料で体験

「低能先生」を凶行に駆り立てたネット民の闇

東洋経済オンライン
139
Picks
このまま本文を読む
本文を読む

コメント


選択しているユーザー

  • 漂流者

    大昔、肩書きとか権力抜きの匿名ハンドルネームで「強い言説を生み出したほうが勝ち」というゲームが真に行われていた短い期間があり、それは一種のユートピアだった。本当は誰なのかみんな知っているのにあえてその武器を使わないで行う言論ゲーム。

    インターネットがリアル世界の人々のものともなり、匿名の人々を「弱虫」「卑怯者」と罵る人も現れた。「俺らはリスクとっているのに」と。その裏で匿名の信者をエネルギー源にしていた事実には触れない。
    一方、「強い言説ゲーム」の前提となっているルールを無視し、ただ粘着するだけの退廃化した闇討ち人間が生まれていたのも間違いのない事実。

    もうユートピア時代を知る人もなく、すべてがリアルな戦場となったということでしょう。リアルに陰湿なことが行われるならまだフェアという認識なのではないか、そう感じています。

    【追記】お婆ちゃんの教えを出していた方がいるので自分も便乗。
    ・(水道など皆のものを)独り占めしない。順番に使う。
    ・人に勝っても勝ち誇らない。
    ・相手の逃げ道を塞がない。
    後ろ2つは被っているような気がしますが、実話ということで。


注目のコメント

  • badge
    アニマルスピリッツ 代表パートナー

    サイトのコメント欄はメインユーザー層を把握する最適なリトマス試験紙です。
    長らくはてブを見ていますが、近年は特に飽和感を強く感じますし、ひと昔前と比べると、本当に厳しいサービスになってしまったと感じます。コメント欄の殺伐具合がひどい。

    Web2.0華やかなりし頃は、日本を代表する先進的なサービスだったのが、いつからこんな状況になってしまったのかと思うと、やはり梅田さんの「日本のWebは残念」発言のあたりからでしょうか。
    http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0906/01/news045.html

    コミュニティに特定の色がつくのは避けられないことですが、群衆の善意に頼りきって放任していると、場が荒れ果ててしまいます。運営による介入は、往々にして強い反発を招くものですが、やはり適宜手入れし、意思を持った選別が必要なのだと感じます。

    この点、NewsPicksのコミュニティにも価値観的には相当程度の偏りを感じますし、ブランディングを含めて何かと批判はあるものの、荒れ地になるのを水際で食い止める策を有効に打っているように感じます。
    特に匿名ユーザーの非表示化には批判が多かったですし、今でも不満に思う方も多いのでしょうが、全体から見れば極めて正しい決断だったと思う次第です。
    本件、他山の石としてほしいところ。放っておいたらいずれ、似たようなことは起こります。

    またネット上の発言は相手の顔やトーンが見えないだけに対面のコミュニケーションよりもネガティブな感情を増幅するもの。たとえ自分の発信内容が正論だと確信していたとしても、そのことを理由に辛辣な表現を用いて良いということではありません。自戒せねば、ですね。


  • 株式会社oneself. 代表取締役(産業医)

    「世界一孤独な日本のオジサン」でも有名なコミュニケーション・ストラテジストの岡本純子さんによれば、ネットが制裁欲求を助長する要因として下記5つを挙げています。

    「匿名性(本来、自分の利害とは関係ない制裁は、敵を作ることを意味し、復讐されて、自分の生存を脅かす可能性もある危険を伴う行為だったわけだが、ネット上では正体を明かすことなく報復を恐れることもなく制裁ができる。まぁ本気出せば匿名も暴かれるけど笑)」

    「即時性(昔は憤りの発露の場はほとんどなく、通常時と共に忘れたり収まるものだが、インターネットのように瞬時に書き込めることで、瞬間的な怒りがそのまま発信できるように。)」

    「書き言葉(通常、書き言葉は話し言葉より直接的になる傾向が強い。相手と面と向かって話す場合は、その感情に気遣い、マイルドな表現になるが、顔も合わせずに書いて送りつけるメッセージは語気が強いものになりやすい。)」

    「距離(会って話してみたら「意外にいい人だった」という経験はあるように、対面で相手の言い分も聞けないネット上では誰かの表層的な行動や言動の「異形」を見た時、本能的に不快感を覚え「排除すべき」という直感が働きがち。)」

    「群集心理(承認欲求から自分自身を「正義」と信じ、「悪人」と思い込む相手に対し、「制裁」を加えようと書き込むと、同じような考え方が他にも大勢いて形上の同調を得ることができる。強い自己肯定感を覚え、孤独から解放された気持ちを感じられる。)」

    ネットを今更なくすことはできないので、うまく付き合っていくことが重要ですね。


  • 一般社団法人日本アンガーマネジメント協会 代表理事

    ネットの黎明期ではインターネットの中の世界と現実の世界は別のものであるというのが共通認識であったと思うのですが、ネットが市民権を得た今となっては、ネットの中の世界と現実の世界との境界線が極めて曖昧になっているのではないでしょうか。

    アンガーマネジメントの世界では、怒りの感情について時間感覚がなくなることはよく知られています。これは何十年も前の夫の浮気を思い出して、老夫婦が刃傷沙汰にまでなるような事件を起こすことがありますが、こういうケースなどは怒りの感情による時間感覚の喪失です。

    今回の場合で言えば、空間感覚の喪失と言えるのではないだろうかと考えます。怒りにより空間感覚を喪失してしまし、ネットの中で言い合っている分であれば事件にまではならなかったものが、現実の世界での凶行に及んでしまったということです。

    ネットが完全に市民権を得た今、ネットと現実の世界を完全に切り離せる人が上手く生きられる人なのか、ネットと現実との境をなくしている人の方が上手に生きていける人なのか、実はかなり難しい問題をはらんでいると思います。


アプリをダウンロード

NewsPicks について

SNSアカウント


関連サービス


法人・団体向けサービス


その他


© Uzabase, Inc

マイニュースに代わり
フォローを今後利用しますか