雇用指標、5月は一段と改善 失業率は25年7カ月ぶり2.2%
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とうとう2.2%まで下がってしまいました。バブル期と同じ水準で、今の20代以下の人たちは始めて経験する世界です。労働市場への参入も増えていますが、就業者数がそれを上回って増えています。賃金の上昇圧力がさらに強まっていくと思います。
季節調整値でみると、雇用者数の前月比がマイナスになっていますが、趨勢でみれば増加傾向が続いているので、それほど心配しなくていいと思います。ヘッドラインほど良くないです。
なぜなら、就業者数が前月から20万人も減ってるからです。
一方で、非労働力人口が前月から35万人も増えてますから、失業率の低下も、労働参加率の低下の要因が大きいです。
雇用環境の改善については、年度明け以降やや減速しているといえるでしょう。
おそらく来週の日銀短観でも確認できると思います。小売業界のアルバイトやパートの求人を見ても、かなり時給も上がっていますし、なによりも、勤務時間などがかなり柔軟になっています。福利厚生の内容も厚くなって来ています。
年齢不問の求人も増えてきたので、ライフスタイルに合わせて高齢者も働きやすくなっていくといいですね。
完全失業率が下がっても、なかなか明るい話しが出てこない日本には、雇用条件の底上げ重要だと思います。