セクハラ ゼロへの道(上) 「男子文化」がそぐ活力
日本経済新聞
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注目のコメント
セクハラというより本質的にはパワハラの問題だと思うけどね。
問題になるセクハラの大半は、組織における上位者・評価者によるもの。自分の権力をバックに有無言わせない要求をすること自体を問題視した方がいい。セクハラ要求に従わない部下を今度はパワハラでいじめるということもある。インタビューされました。日経新聞の一面で「セクハラ・ゼロへの道」。日経いいじゃないですか。明日も続くそうです。
これからは、トップがセクハラをリスクと理解した組織が生き残るんでしょうね。
・人材流出、賠償金、士気低下、ブランド毀損……。アメリカではこれらが企業に与える損失は1社約15億。
・「セクハラはすべてのステークホルダーの信頼を失う経営問題」(三菱地所の吉田淳一社長)。
・アメリカではセクハラがあった企業の株を排除する投資信託が3月に登場。セクハラ疑惑で創業者が辞任した会社の株価が報道後3日で15%下げる。
なお、セクハラのような職場の性暴力は、言うまでもなく、女性に対するものも男性に対するものもダメです。誰に対するものでも、刑事罰の対象となりえますし、民事で不法行為となりえますし、均等法の対象となります。
セクハラをしないということはもちろんマナーですが、そのマナーを守れない人がたくさんいるのですね。労働局に2016年度に寄せられたセクハラの相談は7,526件。これでも氷山の一角です。