米ゼロックスに対抗、欧米進出へ 富士フイルム
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そもそも米ゼロックスが従来の富士フィルムとの契約を更新せずに、2021年からこれまで富士ゼロックスのテリトリーだったアジアに進出して自前でやると言い出したことへの対抗措置。米ゼロックスはやることなすことがトランプ大統領(アイカーン氏のマブダチ)に似ている。
技術と製品で富士に従属している米ゼロックスに独力でのアジア事業ができるとは誰も思っていない。要するに買収価格の吊り上げに向けたジャブ。米ゼロックスは完全に詰んでいる。野次馬的には面白くなってきた(無責任)。ただ、経営的に正しいかどうかは不明だ。ゼロックスに頭を下げる必要はないと思うが、対抗として欧米に出るのはどうだろう。コピーなどを使うニーズは確実に減る一方だ。単に今の市場のシェア争いではなく、その取った市場をどのように使っていくかという次の戦略があれば良いのだが。
もしXeroxとの合併が破談となり、欧米に進出をしていくとすれば、むしろリコーなりコニミノとの合併によってプレイヤー数を減らしていくタイミングだと思う。
ちなみにXeroxの株価は-3.24%。
この報道や、技術獲得のための海外企業による買収が難しくなるなかでエグジットが難しくなるダブルパンチだろうか?