「眠気の正体」ついに判明 神経細胞のたんぱく質が変化
朝日新聞デジタル
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筑波大国際統合睡眠医科学研究機構は確か、World Premier Institute, WPI の1つだったはず。これは文科省肝いりの研究機関で、10年予算付きで世界をリードするような研究を生む研究拠点として指定されたもの。かつて私が研究していた大阪大の某研究センターも同じく指定を受けていた。
「ていた」と過去形なのは、その予算が今年になって打ち切りになったから。その予算は削減、統合されて、現在は東大の物理学に関する研究所が1つだけ指定を受けて残るのみ。
どこの研究がどれほどの研究費をつぎ込めば世界のトップになれるのか、10年だけでわかるかと言われるとかなり疑問だが、文科省が出した結果はこうだった。その中で、こんなに面白い研究成果がきっちり筑波からも出てくれてよかったと心の底から思う。
研究費が底を尽きると、生まれるはずの研究成果も水の泡ですからね…。
今後どうなるのかはわからない中、成果が現れたことも、ぜひ世間から評価してもらいたい。シナプス間の情報伝達が、リン酸化で遮られるようになると眠気が起きる。で、寝るとリセットされてまた情報伝達ができるようになる。
寝ている間に夢を見るのはこのリン酸化解放によるものなのかな。寝不足だと頭の働きが悪いのもそういうことなのか。続報待たれる。眠る薬にも眠らない薬にも使えそうな眠りの根源に関わる発見。
カフェインの影響とか色々まだ発展していきそう。
寝付きの悪さが悩みの1つなので、眠りをコントロールできたら嬉しいなぁ。
眠気抑える薬を乱用してしまう人とか出そうでもあるけど。