レゴランド東京、聴覚障害者の入館断る 運営会社が謝罪
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ここは、まず、基本的に大人だけで、はいれない仕組みなってるのは、ご存知だろうか?また、中にアスレチックもあったりするので、危険といえば、危険。事故が起きたら、起きたで問題になるわけで。断ると断ったで、問題になる。難しい問題だなと思う。
注目のコメント
気持ち的には残念ですが、差別では無いと考えます。
万一の災害時の安全確保ができないのだから、入口で区別することに罪は無いでしょう。未就学児だけの入園を断るのと同じ理由。
私自身、中度難聴なので、例えば電車の中のアナウンスなどが聞き取れないために、列車のトラブルやそれに伴う遅延情報、誘導がわからない局面に遭遇します。家族がそばにいれば、何が起こっているのか、放送で何が伝えられたか聞くことができるのだけれど、一人の時はどうしようもない。
スタッフがつけばいいという意見もあるけど、難聴者が千人来場したら、千人のスタッフが張り付くの?無理でしょ。
難聴かどうか全ての来場者に聞いて廻るの?それこそ機微情報への配慮が足りない違法行為なんじゃないの?
健常者が思う以上にこの世界は音声情報に頼る場面が多いのが現実。
例えば、JALの搭乗案内もCAさんが話しかけてくれる言葉も、機長のアナウンスも聞き取れないことが多いので、毎度アンケートに視覚情報の提供機会を増やして欲しいと意見するけども、これらはあくまで要望であって、「してくれたら嬉しいな」の範囲のことだと思ってる。
レゴランドの件も悪者扱いして法律違反だと糾弾するようなことではないよ。
ジェットコースターの身長基準だって、事故のリスクを避けるための措置でしょ。身長差別なんかじゃない。
施設管理者として来園者の安全を確保する責任を果たすために必要な措置だからこそ、あらかじめ明示しているのでしょう?
障害者に対する扱いが違うと何でも差別だときめつけて批判するのは筋違い。
今回は残念だったけど、またの機会にこの子らの家族や知り合いが一緒について行ってあげれるといいよね。障害者差別解消法は、2006年に国連で採択された障害者権利条約の日本の批准に向け、国内法整備の一環として制定されたものです。同条約では、今回のような、障害者のサービス利用の拒否は、差別です。つまり、同条約を国内法化した日本においても、当然に、差別となります。
同条約や障害者差別解消法に取り入れられている考え方は、「社会モデル」といわれる考え方です。社会モデルとは、「社会が障害(障壁)を作っており、それを除去するのは社会の責務である」という考え方です。国際的にも、日本においても、従来の「医学モデル」と言われる、「障害者が困難に直面するのは「その人に障害があるから」であり、克服するのはその人の責任だとする考え方」から変化しているのです。
既に指摘のコメントにもありますように、国際基準である条約や法の趣旨の理解・周知をよりいっそう進める必要があるでしょう。
障害者権利条約(概要、外務省作成)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000025629.pdf
障害者権利条約(本文、政府訳)
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/000018093.pdf
障害者差別解消法のパンフレットなど各種情報(内閣府)
http://www8.cao.go.jp/shougai/suishin/sabekai.html本当に残念でなりません。
様々な施設が障害があっても楽しめるように工夫したり、改善を図っている中、このように「障害者だけの入館は認められない」と公然とホームページに書かれていたとは...
障がい者総合研究所が以前に行った「障害への差別・偏見に関する調査」では、以下のような結果が見られました。
●障害者差別解消法が社会に「浸透していない」という回答:92%
●障害者差別解消法の施行以降も、差別・偏見が「改善していない」という回答:89%
このように、当事者の約9割が、法律が施行されてから1年以上経っても効果を感じられていないとの事でした。
もちろん「何かあったらどうしよう」と考えるのも大切だとは思うのですが、「何か工夫できる事は無いか」という視点で考えていけると、より多くの人が生きやすい環境になっていくのではと思います。
※参考:障害への差別・偏見に関する調査
http://www.gp-sri.jp/report/pdf/report_031.pdf