460億件のデータで訓練した医療の経過予測AI--グーグルが研究成果を発表
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「経過の予測」こそ臨床医に求められる最も大切な能力の一つと言える。
診断は100%確実なものではありません。
そして治療自体も100%確実なものではありません。
仮説としての診断に基づき、予測される効果を期待して治療をする、というのが現在の医療です。
そのため、不確実性が宿る診断と治療が正しいかどうかを判断するのが「経過の予測」です。
予想される結果(=経過)と異なる結果になれば、診断または治療が異なることになり、治療方針の変更を迫られます。
これまでは膨大な経験を通して医師が感じる違和感こそが、この治療方針を変更させる原動力だったのですが、それがAIで補われる可能性が出てきたわけです。
460億件の経験値…人だったらどのくらいかかるのでしょう。
是非実現してほしいものです!