米テスラCEO、社員が「妨害工作」と主張 従業員宛てメールで
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注目のコメント
こういうことは当然今後増えてくるでしょうから、経営者としてのリスク対応はより重要になるでしょうね。
とはいえ、イーロン・マスクさんのことだから「最悪の事態」にならないようなデザインはすでになされていそうだけど。悪意を持った人間が巧妙な手口で不正を行った場合、堅牢な内部統制システムが構築されていたとしても無力です(今回は、情報漏えい防止体制に欠陥あるかもですが)。
そのため、平素から不正の三要素(動機・機会・正当化)の芽を摘むためにマネジメントしておく必要があります。
記事にある「昇進できなかった」はよく正当化の要素になりますが、このような処遇の不満のみで動機を構成することは、それ程多くないと思います。
ですので、記事にあるように外部組織と結びついた経済的な動機が絡んでいる可能性も、案外ありえる話と思います。極めて重大なセキュリティissueですね。
いつまでにどの様な調査を行うのか、既存の製品やサービスへ影響無いのか、更に再発防止策について、
テスラとして顧客、取引企業、株主へ提示することが求められます。
まずはステークホルダーへ。
誰がどの様な動機でやったかはその後の話です。
『妨害工作には製造オペレーティング・システムのコード変更やテスラの機密データを第3者に送付することなどが含まれたという。詳細は明かされていない。』