「ゲーム障害」を新疾病に認定 世界保健機関、生活に支障
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e-sportsの認知が進んで来ている一方、こういう事もありますね。
本来、ゲームも含めて現実社会の一部のはず。
ゲームを一つの手段として社会参画するのがe-sportsなら、ゲームに現実を侵食されて社会生活に支障をきたすのがゲーム障害、ということなんでしょうか。
いずれにせよ、もはや「ゲームは子どもの遊び」という理解では整理がつかない世の中になって来ていると実感します。ゲームそのものでなく依存が治療対象ではあるものの、問題は熱中して止めにくく設計されたゲームほど良いゲームとされがちなことである。もっとも、これは酒やタバコ、ひいては買い物やセックスと同じく、依存しやすさが高い(手軽に試せて快感や興奮が大きい)ほど良いものとされるのは普遍的な構造であり、ゲームだけが人を依存にさせるために人為的に作られたという意味ではなく、酒も買い物も依存しやすさを上げる方向で改良され続けている。
熱中させようとする制作側と依存までは行かせたくない規制側のトレードは始まったばかりだが、人間の本能である熱中が規制対象になるというのは本能 vs 社会という構造であり興味深い。つまり、なぜ熱中しすぎるのが駄目かというと社会参加のため、具体的には労働のためであろう。逆に言えば労働をしなくて良い状況であればゲーム依存を問題視する圧力もゼロにはならないが減るであろうことは想像できる。
かくして、みんな働きたくないのに働くために快楽が規制されるという妙な構造に気付くのである。Twichではゲームストリームで月500万稼ぐ方もいますし、プロのe-sports選手やそれを目指している人は毎日、10時間以上練習しています。
藤井七段も自分は生活能力が低いんです。と話されてましたし、その道で生きる人は、周りの理解さえあれば社会に適応できなくとも良いと思います。むしろその道のプロになる方というのは、そういうものだと思います。