テスラが潰れても「電動化」は止まらない - いざとなればグーグルが買収する
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「世界のグランドデザイン」はイーロン・マスクが描く!
相当の紆余曲折があるにせよ、あるいは仮にテスラ自体に経営危機が顕在化しても、クリーンエネルギーを「創る、蓄える、使う」の三位一体事業というグランドデザインは、早晩、「世界のグランドデザイン」になると、私は確信しています。過去のテスラならラリー・ペイジが買ったかもしれませんが。
当時より遥かに高い株価、そして問題山積な現在の状況ではそもそもムリでは?
『そして最後に指摘しなければならないのは、テスラはこれまでずっと経営破綻のリスクを抱えてきた会社であるということです。EV市場を牽引する存在でありながら、創業以来一度しか黒字を達成したことがなく、いまも「モデル3」が大ヒットしない限りは存続が難しいと言われています。万が一の事態が起こる可能性は高いと言わざるを得ません。
もし緊急事態が発生したとき、テスラを救済するのはどこなのか。過去には、グーグルのラリー・ペイジに身売りを相談し、価格まで決まっていたという話があります。そもそもグーグルはスペースXの株主です。すでに相当な額を投資しており、当然テスラ救済に動くと考えられます。
加えて言うなら、ラリー・ペイジはイーロンの使命感を共有する熱狂的なファンでもあります。いざとなったらグーグルがテスラを買収する。これが本命でしょう。』テスラですら"ダーウィンの海を越えられるのか"という議論の渦中にいるのですね。もちろんマスク氏の取り組みは成功してほしいけれど、最悪の場合には救済買収があることを少しでも期待しているようならクールじゃないですね、少しガッカリ。