マーケティングという“恋愛”をデジタルで勝ち抜く
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注目のコメント
僭越ながら長瀬さんと対談させていただきました。
お互いの価値観の中で、恋愛というキーワードが一致したのは嬉しい瞬間でした。マーケティングをシンプルにメタしたら結局求愛と言う行為になったのですが、結局は相手ありきの手段であり、その相手の気持ちをいかに代弁できるか、表現できるかだと思います。また、僕らが目下取り組んでいることはデジタルマーケティング大衆化です。人も知識も無い中小企業がデジタルマーケティングを自社の手法にするために従来のアプローチでは複雑過ぎて絶対に無理です。それならば逆風になっている外部環境(働き方改革、機械化、デジタル化、SaaS化)を逆に利用し、これらを彼らでも使える状態にしていこうというのがファストマーケティングの思想です。TVや車のメカニズムを知らずとも老若男女問わず使えるように、マーケティングもそうあるべきです。わかっている人たちが率先しそれを誰もが使える世界にしていく。そんな世界を実現すべく取り組んでいます。マーケティングツールは多様なものが普及してきました。更に安価で使いやすいものが出てくるでしょう。
データを価値化するAIもマーケティングの分野に多面的に使われ始めています。課題はデータ項目を洞察する力。特徴量を抽出・設計してモデルを作る力ですね。これが限られた人間の能力に依存しています。自動化するツールが世に出始めましたが、優秀な人が不要になるわけではありません。
マーケティングとは数字に恋をし、観察することを愛する事なのだと思います。“心”を読み取らなければ・・・
購買は理性がガイドし、感情が決定するのですから。”Marketing is love." という言葉で意気投合した日本ロレアルCDOの長瀬さんと、ベーシック代表の秋山さん。マーケティングは相手を口説こうという思いで、相手のことを知ろう、もっと近づこうと思わないといけない、と。
高度なアドテクを知らなくても、すべての人がデジタルを武器にできるマーケティングを意味する「ファストマーケティング」というコンセプトも素敵です。