うつ病は「予防」できる
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近しい人がうつ病になってしまったので、最近はずっとうつ病について調べていました。そうするとうつについて面白い事実が色々見えてきたのでまとめてみました。実際にこれでその近しい人も大分良くなってきたので、非専門家でありますがあながち間違いではないと思いますし簡単な手法を紹介しています。よかったらご一読頂けると嬉しいです。
一言で言えば睡眠は大事ですってことです笑軽快なタッチながら、何時も根拠を提示して分かりやすい説明をしてくださる上松先生。
今回も大変勉強になりました。
結局のところ現在の精神医学はあくまで「結果としての症状」を診断基準としているため、そこにストレス要因も病前性格も関係はありません(一見不合理ですが原因別に分類することがそもそも不可能であることと、アメリカ精神医学会のDSMや世界保健機構のICDが基準を発表したことにより国際的な比較が容易になり研究が進んだという大きな功績はあります)。
うつ病のDSM-5参考
http://www.secretariat.ne.jp/jsmd/mood_disorder/img/160731.pdf
うつ病のICD-10参考
http://www.e-heartclinic.com/kokoro/senmon/utsu13.html
そのため脳科学とのダブルスタンダードがどうしても生じてしまうわけですが、確かにキャッチコピーを作るのだとしたら「うつは神経突起の萎縮」とは納得できます(欲を言えばもう少し上手いキャッチコピーが欲しいけど生憎思いつかない!笑)。
睡眠や食事などの生活習慣でうつはある程度予防できるのもその通りと思います。
ただ一方で、ストレスから生じる症状は主に「心理」「身体」「行動」に分けられ、ストレス行動としてのアルコールや喫煙の増加なども認められるため(結局それが糖尿病や高血圧などの病気になり得る)、やはりストレスマネジメントも同時に重要であると考えています。
http://kokoro.mhlw.go.jp/nowhow/nh001/
この世界は永遠の仮説で成り立っています。