「理想の自分になれなかった」後悔を抱かずに前進する5つの方法
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あるべき自分と、今そこにある自分とのギャップに絶望する、というのは誰にでもあることですよね。
特に若い時は、そういう気持ちになりがちで、もしかしたら今の自分ではない、別の自分がいるのではないかと考え、自分探しのようなことをやってみる、というのは人間なら誰でも一度は通る道です。
でもある時に気がついてしまうのですよ。
「理想の自分」なんてどこにもいない。
鏡の前にいるのは、ただ老い、若い時の精悍さも失われ、頭もちょっとハゲて、体型も崩れ(この辺は人それぞれ)、およそカッコいいとは言えない中年の男だったりすることに。
そこで初めてわかるのです。
現実を受け入れることの残酷さと大事さを。
私はこれを、「オジさんにクラスチェンジする」と呼んでいます。
しかし、オジさんが強いのはここからです。
なんでもできる理想の自分なんていないとわかっているので、人を使うことを覚えます。
組織、社会と折り合いをつけ、自己の不完全さを補おうとし、否が応でも組織において、そのマネジメントを必然的に強いられるようになるのです。
かくて、NP界ではとかくネタの対象になりがちな「オジさん」が、結果として世の中の支配者となっているわけなのです。
という世迷いごとはともかくとして、歳をとると斯様にこの手の後悔からはだんだんと縁遠くなって行くもので、今あなたが「理想の自分になれなかった」後悔に苛まれるなら、それはまだ若い証拠と言えましょう。
いつかオジさんにクラスチェンジする日がくるまで、頑張って自分自身の育成に励んでください。
それは、後悔するより、まだ自分の育成期間だということの証なのでしょうから。これは本当に身に沁みて感じます。
人生でここぞという決断をするときに大事にしていることは、後で後悔しないかどうか。選択肢が複数あってもより後悔をしないと思う方を選んでいます。そちらの方がリスク高くて、周囲に何と言われても、です。
結果がどうなるかはこれからの自分次第なので、成功かどうかなんてまだわかりません。
でもこの「自分の人生を自分で作っている感覚」は、おそらく大企業勤めを続けていたら得難いものだったと思います(あくまで自分の場合はなので、大企業勤めやサラリーマンを否定する意図は全くありません。誤解なきよう)。
だから決断をしたこと自体には何の後悔もないし、強がりではなく、毎日がとても楽しい。一歩踏み出す決断をしたことで、人生が大きく変わりはじめたことをひしひしと味わっている今日この頃です。