【直撃】Uberの「空飛ぶタクシー」は、どこが革命的なのか
NewsPicks編集部
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最初に「空飛ぶタクシー」について聞いた時は、「パフォーマンスの一環かな」とも思っていたのですが、一般人が通勤などで日常的に使えるようにするロジックにはある種の説得力がありました。
興味深いのは、ここでも要となるのが「電池」だということ。先日の電池特集でもEVの心臓部として注目されていたわけですが、空飛ぶタクシーがインフラ化するならば、電池技術の需要は高まる一方という気がします。タクシーのみならず鉄道、バスという公共交通機関を抱える当社にとっても非常に重要なニュースです。
ウーバーかそれ以外かという二者択一というよりは、ウーバーの最新テクノロジーによって既存の交通機関にも革新をもたらせればよいなと思います。空飛ぶタクシーができても安価に大量に輸送できる鉄道には一定の価値があると思いますし。
明日以降は、都市開発、不動産というこれまた鉄道会社が得意とする分野のお話もあるようなので楽しみです!気になるのは2点。
一つ目はバッテリーの重要性。昔に比べて進化しているとはいえ、機体+人を持ち上げるにはかなりのパワーが必要。電池の進化と併せて、様々な電子機器の小型化・長時間化が進んだが、さらなる進化で電子機器より輸送機械が色々変わっていく。バッテリーの専門家も採用ということで、上手くいけばバッテリー技術のライセンシングとかもしていくのだろうか?
二つ目は飛ぶ高度。飛ぶ高度が高いので騒音問題が少ないといった言及があるが、でも飛ぶ高さが高いほど、短い移動距離の中では時間的にもエネルギー的にも無駄になる。実際にどれだけの高度で飛ぶのだろうか。
にしても、退職前のインタビューかもしれないが、なおのこと退職理由が気になる…