藤原ヒロシが語る新しいラグジュアリー
コメント
注目のコメント
世界中のブランドが組みたい、藤原ヒロシさん節。
==================
僕も本当は、”ラグジュアリー”な人たちに小馬鹿にされるくらいでいたいんですよ。ラグジュアリーブランドにもこういうモノがあるんだって楽しめるような人たちというか、クリエイティブな人たちにだけ相手にされればいい。だから逆に既存の”ラグジュアリー”な世界には、そのままでいてもらいたいと思っています。"でも、僕はどこかのタイミングで、ラグジュアリーとストリートは別れた方がいいと思うんです。ラグジュアリーはエレガントなモードに戻り、ストリートはもっとアンダーグラウンドになって。そしてまた、いつか出合えばいいんです。ずっと一緒だとつまんなくなっちゃうと思いますね"
このヒロシさんのバランス感。ロープから落ちずに先に行き続けるとはこういうことだなぁ。2003年のマークジェイコブスとルイヴィトンの合流から、モードとストリートの接近は既定路線だったと思います。ただ、近年の流れとしては、藤原さんが手がけているシュプリームやモンクレールがまさにそうですが、間にスポーツを挟むことによって、非常に「食べやすいもの」になったのだと感じています。ストリートとモードが出会う場所としてのスポーツ。それはつまり、高級ブランドのスーツにバッシュを合わせる、ラッパーのファッションです。