火星の土壌に有機物発見、大気中メタンも NASA探査機
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注目のコメント
これ地味かもだけど、とてつもない大発見!!!生命の証拠とはまだ言えません。でもその可能性はあります!
待機中のメタンは以前も検出されていたが、出どころは不明。もしかしたら地中にメタン菌のようなものがいるのかもしれない。しかし火星にあるカンラン石による化学反応でメタンができた可能性も。
まだまだ火星、謎だらけ。だから面白いのです!!!
【追記】拙著「宇宙に命はあるのか」の第4章でこの話題に触れています。一章まるまる地球外生命の話。そういえばおかげさまで5万部になりました、ありがとうございます!堆積岩から検出された有機物は古代生物の、メタンの季節変動は現生生物の存在の可能性を示唆するものではあるけど、Scienceの2本の論文をざっと見る限り、「可能性のひとつとして除外できない」くらいのニュアンスですかね。
つまりは、2020年に打ち上げが決定しているMars2020ローバーや、僕が現在関わっているサンプル回収用ローバーの意義を引き続き支持するものということなので、ポジティブなニュースです!
ところで昨日、その火星ローバーの定例ミーティングで、同僚が「ダストストームが始まったらしいぜ」と言うと、みんな口々に
「え!?」
「マジ!?」
「今かよ!!」
「思ったより早い」
自分の街の天気には無頓着なのに、1億km先の天気には頓着する連中と仕事してます。今朝ピックしたNASAのプレスリリースがこちら。
https://newspicks.com/news/3085595
Yamazaki Takahiroさんが、今回の発見の成果が纏められたサイエンス誌二本の詳細(リリースには掲載されていなかった)をコメント欄で書いてくださっています。