トランプ氏、米朝会談で拉致問題言及を約束 正恩氏を米に招待も
コメント
選択しているユーザー
日本は二択でしょう。問題は解決していない金は出さないと言って孤立するか、金は出しますから見捨てないでと懇願するか。後者を選んでいるんでしょうね。孤立してもどこかで行き詰まりますからね。
注目のコメント
読売の記事にもコメントしましたが、会見全体の印象として、
1)安倍総理は終始厳しい表情。また、通商問題について、安倍総理からの言及はなし。ここは非常に気になる点。
2)トランプ大統領からは「日本には兵器、航空機、農産物など沢山買ってもらうし、米国への巨額投資を歓迎」という発言。総理は相当な新規のコミットをさせられた? それとも成約済みの案件の話?
3)その代わりに(?)、拉致問題に関しては、この首脳会談と記者会見では大いに取り上げられたが、シンガポールで言及するという確証は今ひとつ曖昧。
4)米朝正常化に際しては、仮に実現した場合、日本は相当の経済的なコミットをするようなニュアンスがトランプから。一方で、安倍総理からは北朝鮮の労働力に期待するとの発言も。
5)カナダのサミットについての言及は全くなし。トランプ大統領の言うように、仮に今回の日米首脳会談が「非常に成功」だったのなら、安倍総理がトランプとトルドーの仲介をするシナリオでもできたのか?
6)安倍総理から中距離ミサイルの破棄について厳しい念押しがあったのは良いこと。
いずれにしても、拉致問題だけでなく、通商問題での譲歩、北朝鮮の改革開放時における援助金負担の問題ということが話し合われたのは明らかです。
仮にそうだとして、そうした流れになって行けば、日本が孤立するとか、自主防衛を迫られて米中冷戦の間に放り込まれるという事態は回避できそうです。その代わりに、とにかく「金を払って東アジアの新秩序に参加する」ということになる可能性が匂います。最悪シナリオではありませんが、日本国内の意思統一は必要です。言及するとは言ったが・・・という展開にならなければ良いと思いますが、少なくともこれは安倍首相の加点要素としても受け止められそうですから支持率にもプラスに聞くのでしょう。これをもって学校問題が完全にクリアされるかは見通しがつかないところですが、3選に向けて色々な見方が交錯してきそうです。相場にとっても非常に重要なニュースと感じました。
北朝鮮に拉致された日本人が、数人帰国できるようになると、安倍首相の支持率はもう一度50%に戻るか、場合によって90%になり、自民党内でも高い支持を得て、9月の総裁選に出る。
まったく拉致問題に進展のない場合、別に安倍首相が無能ではなく、アメリカが力不足だったので、安倍首相への支持率にはあまり影響しないだろうと思われる。