ドイツでいま「ベーシックインカム」導入が真剣に議論される事情
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ベーシックインカムとは、カネの価値を絶対化し、格差是正への政治的な努力を放棄する代わりにカネを配れば良いという考え方です。
人工的に消費者を創り出し、社会保障を最小化すれば、政府の市場に対する制度的介入は少なくなるため利益が最大化されるという極めて新自由主義的な理屈ですが果たして導入した結果、多くの方が豊かになるでしょうか。
一方で日本では新自由主義に反対する人ほどベーシックインカムを推奨するという、辻褄の合わない議論が見られるように思います。
カネの価値を担保するものこそ経済力(モノやサービスを生産する能力)であり、ベーシックインカムは(働かなくて良い=)経済力を毀損する制度なのですから、かなり無責任な政策だと私は思います。
カネなどある程度あったところで、モノやサービスが無ければ買えません。誰がモノやサービスを一生懸命生産するのでしょうか。
また、AIによる失業の不安からベーシックインカムが検討されているのだとすれば、これまた現代のラッダイト運動に近いものを感じます。
1850年頃にも、産業革命による機械化でそれまでの単純労働者が不要になって失業者が!・・といった不安が生じました。しかしながら、現代のヨーロッパは当時の人口の3倍になっていますが、失業率が66%・・という感じではないですね。
テクノロジーの進化における失業などは、もっと楽観的に考えるべきだと思います。
・・これらの議論からも解るように、ドイツ人ってなんだか、非常に極端な感じがしちゃます。BIが最適解なのかどうかは知らないが、日本とかドイツみたいな先進国の社会保障のシステムが制度疲労を起こしつつあるというのは議論の余地がないようにも思う。
記事にもあるように、日本ももっと電子化進めて欲しい。
引越の度に、転出届や転入届を役所に赴いてせねばならず、住民票1枚発行するのに300円収奪されるとか大いに不合理不経済。
全部ネットで完結できるととても便利。証憑も電子化して、役所は小銭を稼ごうとするのはやめるべきでは。
個人的には今まで払い込んだ年金やらは返還して欲しい。
国民年金やら厚生年金と例えば401kみたいな確定拠出年金の選択制とかにしたらいいのではなかろうか。
いずれパッシブファンドの運用割合みたいな話なら、選択の幅を持たせて欲しい。