神鋼データ不正、近く捜索 虚偽表示疑い、東京地検と警視庁
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抑止力のためにも、厳重な処罰は必要でしょう。
難しいのはほとんどの人が、前任者のやり方に従っただけで、違法性をどこまで認識していたかということ。機械に15と表示されたら、検査証には20と記載すると教えられていたら、それが悪いことという認識すらない場合もある。約束した性質から外れたものを、顧客の承認を取らないまま数値を改ざんして納入してたので、詐欺みたいなものですね。
金属素材の場合、最終製品になるまでにどんな加工して、どういう性質が求められているのか、想定して作っていますが、例えば鉄なら10t、アルミなら3tというまとまった量で素材が作られます。
最終製品がこの量を使えるならいいのですが、そんなに必要ない製品を作るとき、他製品になることを想定された素材を使うことがあります。その数値を改ざんされていたら問題が出そうな予感がします。