赤字の海外事業を立て直したサイゼリヤの「たたき上げ役員」
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アジア売上310億円・営利33億円との事。国内事業よりも利益率の高さが目立ちます。また意思決定権のある人がスピーディに店舗規模や商品力を変え続けるのは海外において本当に大切ですね。
「独立資本」と「直営店舗」にこだわり、味付け以外は日本と同じようなオペレーションを敷いているとのこと。赤字を垂れ流しつつも規模や価格をチューニングし、やれることはやって好機を待つという事業運営はなかなかに痺れますね。現地従業員だけでなく、日本本社からもプレッシャーがあったことは想像に難くなく、それでもやり遂げたということを尊敬します。
「サラリーマンには責任感がない、お金を稼ぐという意味がわかっていない」みたいな批判記事もときどきありますが、こういう方もいらっしゃる。ホーカーやローカルブランド以外の外食がとても高いシンガポールにおいても、日本と変わらないお得な価格でそこそこ美味しい料理を提供してくれるサイゼリヤは、子供との外食する時にとても有り難い
