合併会社の名前は「力関係」より「良い名前」を
コメント
注目のコメント
以前は商号規制が厳しく、アルファベットやカタカナが使えなかった。会社設立での類似商号チェックは費用もかかり面倒だった。
今は、よっぽど自由で、一瞥しても何の会社だかわからない商号が多い。東証の銘柄を眺めて、カタカナやアルファベットの商号が多くて驚く。
マニアックな商号のいわれが、テレビのクイズ番組でよく出される。親近感を作る手口てしては賢明。
そうはいっても、商号には、商法上の名板貸責任や不正競争防止法の規制もあるので、何でもいいという訳ではない。
個人的には、国営でもないのに国名を冠する商号は好まない。どうせなら、世界や宇宙、無限、永遠をつけて欲しい。合併会社の名前は社内事情より「良い名前」を
合併会社で、出身会社ごとの派閥争いが生じるのは、日本企業が「会社は家族」「会社は従業員の共同体」である以上、已むを得ない事なのでしょう。しかし、社名を決める際には、派閥争いを避けて「良い名前」を選んで欲しいものです。現在の社員が退職した後も使い続けるわけですから。
米国にバンク・オブ・アメリカという銀行がありますが、これは買収された銀行の名前です。田舎の成金が没落した名門貴族を救済合併して、没落貴族の名前を合併銀行の名前にしたのです。「会社は株主のもの」だから出来たのかも知れませんが、日本でもチョット発想を変えれば、出来るはずです。派閥争いは結構ですが、社名以外の部分でやってもらえば、と思います。
https://comemo.io/entries/7868銀行や保険会社によくありますが、合併した会社名をどんどん羅列していく・・というのは格好良いとは言いがたいですね。
しかし、元のブランド名(社名)をなくすことによる影響、という恐怖感もわからないでもないです。
製薬業界では、2005年に山之内製薬と藤沢薬品工業の合併で誕生した会社がアステラス製薬という社名になりました。ギリシャ語、ラテン語、英語の造語のようですが、CMで見る「明日を照らす、アステラス製薬」という響きが個人的にはとても好きです。