特攻隊員の最期、73年経て特定 米艦炎上の映像見つかる
コメント
注目のコメント
鴻上尚史氏の「不死身の特攻隊」を読みました。
戦後、美談として特攻隊が語られる元のなった著書(神風特別攻撃隊、中島正、猪口力平著)がいかに「命令させる側」の論理で書かれたものなのかを改めて知りました。
具体的には、特攻でなくった方の多くは予科練出身の少年兵や、一般大学を繰り上げ卒業した予備士官、特務士官が中心で、軍部のエリート(海軍兵学校、陸軍士官学校出身者)は少なかったこと、「志願」と言う名の「強制」が行われたこと、何より、特攻攻撃の実際の効果には当初から疑問を呈する声が多く、実際にもその成果は限定的であったこと、そして新聞社も含めて彼らを「軍神」と称えて、国民の戦意高揚に利用したことなどが改めて理解できました。
私は決して「自虐史観」の持主ではありませんが、事実は事実として語り継ぐべきだと思います。