米債務拡大「深刻な問題」=対策が急務-FRB議長
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注目のコメント
足元のインフレというよりは、先々の景気後退時への影響を警戒する点で、FRB関係者の発言は一貫していますね。インフレ関連での懸念が発信されるようになると、見え方は変わってくるかもしれません。
ちなみに、共和党が大きな政府になって来た背景には、支持者の高齢化があります(https://diamond.jp/articles/-/165155)。財政が世代対立の舞台になりつつあるようですね。日本、ギリシャ、イタリアに比べると米国の財政は「深刻」ではない。
これら3か国は海外からみると、「放漫財政」である。
今後、イタリアが債務危機になると米国債が買われるだろう。米国は、まだ多少の余裕がある。
ただし、トランプ政権の財政運営は景気の振幅を短期的に拡大するため、中長期的に見るとパウエル氏の主張は正しいと考えられる。