三菱グループの総合商社で、幅広い事業領域を展開。2017年にローソンを子会社化。2030年度までに2兆円のEX(エネルギー・トランスフォーメーション)投資を掲げ、再エネ・電化、エネルギー分野に注力。
時価総額
14.6 兆円
業績
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食用のスピルリナは、中央アフリカのチャド湖周辺で乾燥されたものが以前から食べられていました。高タンパクで、βカロチンなどの栄養が豊富であることが知られています。
工業的な生産としては、日本のDIC(旧大日本インキ化学工業)が1978年にバンコクでの培養生産および販売が始まり、現在では各国で作られています。
スピルリナはろ過が可能で、脱水・乾燥後にタブレットとして流通しているものが大半ですが、「タベルモ」を設立したちとせ研究所で、2014年に世界で初めて急速冷凍技術による生食を実現しています。この手の藻類培養の大きな課題である雑菌繁殖を抑えるために、高アルカリ高塩分(pH10、NaCl 5g/L)の独自のNML培地を開発したことも大きいでしょう。
https://www.sbj.or.jp/wp-content/uploads/file/sbj/9502/9502_project_bio.pdf
乾燥スピルリナは(おそらくその乾燥過程の加熱処理により)、アオコの様な臭みとコンブのようなえぐみをもつため、食品用には向かないと言われていましたが、「タベルモ」の生食用スピルリナは味や匂いがないために、ジュースやアイスなどに混ぜても美味しさを失わないという特徴があります。
2015年から積極的なマーケティングを行い、今年1月には「オシャレガール」田中みな実さんに飲んでもらうなど、徐々に広まってはいますね。
https://bijinhyakka.com/archives/14171
22日のテレ東WBSの特集では、なぜか私もプチ取材を受けました笑
しかし2030年の食料危機を見据えた長期的な事業への大型出資はなかなかに男前。10年後が楽しみですね!
しかしなぜブルネイで工場を開いたのか、そのあたりの経緯もNPさんとかに特集してほしい。
こういった新しい食材は人もそうだけどまずは資料として提供していくというのは費用対効果が合わないのでしょうかね?
ここからは、あくまで通販企業として、現状のタベルモの通販事業の部分だけを見てのコメントになりますが。
タベルモのネット通販では、スピルリナは冷凍食品として販売されている。
正直、健康食品を冷凍食品としてネット通販を行うのは厳しいと思われる。
ユーグレナのように粉末で常温配送できるようにした方が良いと思う。
生のままでないと抗酸化物質が壊れてしまうということだろうが、そもそも健食通販をする場合、
「抗酸化物質」という言葉は広告に使用するのは通常のやり方だとNGなので、あまり訴求ポイントにならないと思います。
これで世界のほかの地域にもどんどん広がっていきそうです。