消費者向け総合家電・メディア企業。テレビ・デジタルカメラ・スマートフォン・ゲーム機(プレイステーション)などデジタル家電、映画・テレビ番組・音楽などコンテンツ、世界トップシェアのイメージセンサーなどを手掛ける。事業ポートフォリオ再編を進め、2020年8月には上場子会社で生命保険などを手掛けるソニーフィナンシャルHDを完全子会社化。
時価総額
16.3 兆円
業績
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定量面の目標は利益ではなく3年累積で営業CF2兆円を金融除いて創出すること。
なお、稼いだCFの使い道について設備投資は1兆円でイメージセンサー向けが中心(見出しの「車載半導体に1兆円」は間違いで、イメージセンサーを中心に1兆円で車載向けに注力)、あとは戦略投資>財務体質>株主還元の優先順位(分量比)に「キャピタルアロケーション」のスライドを見ると感じる。
むしろ定性面で注目をしたい。
「人に近づく」という言葉があり、またスライドに「ユーザー」「クリエイター」という言葉がある。CFO出身ゆえの定量面での資本市場からの信頼も厚いなか、人や感性といった定性面を強調した中計という印象。
一方で、スマホに関しての言及は全くなく、スライド見た限りスマホを使用している人の写真が一個出ているだけだと思う。イメージセンサーについても、注力領域は車載含めたセンシング目的に思う。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/strategy/index.html
さて、ソニーの中計は、強みのイメージャーへの投資資金を確保し、それ以外はゲーム・音楽・映像などのコンテンツIPの確保とそれにふさわしいハードの提供に特化するというものになりました。「ソニーらしさへの希求」と言った気負いのない、身の丈に応じたソニーを目指すという意味で評価できる内容だと思いました。
ただコンテンツIPこそ競争の質が変わってきていて、個人の嗜好データを集めながらコンテンツまで作るプレーヤーが急速に台頭しており、映像や音楽のバリューチェーンやエコシステムが大きく変わっていくように思います。コンテンツIPの価値を担うのは作る側か、流通する側か、という問いに照らしながらソニーの今後の立ち位置について考えていく必要があると感じました(よく勉強しておきます)。
保有する事は、王道で、課金ゲームビジネスと比べると消費者に過剰な負担をかける訳では無く、とても全うです。サブスクリプションが主流になる事により明解に、再生数によって著作権収入があります。