PythonついにJavaを抜く
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あまりコメントのつかない記事でしょうが、最近pythonianに転向した僕が布教活動しておこうと思います。
最近人工知能で話題のPythonは実はとても歴史のある言語です。えっ、聞いたことない?それもそのはず、Pythonはサーバーサイドでよく使われていますが、日本ではまつもとゆきひろさんの作ったRubyがよく使われていました。そのためGoogleの3大言語の1つでありながら、日本ではかなりマイナーな言語でした。
歴史あるゆえに、いい意味で枯れています(言語仕様や機能がある程度成熟していて、大きな変化が少なく安定している)。たいてい言語は何かに特化しているものが多いのですが、Pythonはサーバープログラミングから科学研究、画像処理、人工知能、計算処理、マイコン……など非常に多くの場面で役立ちます。
C++やJavaのような静的型付け、コンパイラ言語ではなく、動的型付けのインタープリタ言語となっています。これによって非常に簡潔に、対話的に実行することができて、開発時間を短縮できます。いや、ほんとに全然違います。もう他の言語なんて触りたくないです。
デメリットですが、最大のポイントは速度でしょう。PythonはC++に比べると非常に遅いです(というかC++が早すぎると言ったほうが伝わりやすいかもしれません)。
Javaも初期は非常に遅かったのですが、現在ではC++に迫る速度となっています。これはJavaが企業の所有する製品だからです。開発には大金がかけられています。Pythonは企業が所有するものではないので、そこまでの資金を出してくれる企業は存在しません。
最後にですが、あなたがもしプログラミングを始めようと思っているのなら、Pythonは最高の相棒となるでしょう。深層学習や機械学習をしようと思ったらいまはPythonが大変便利です。大学1年生向けのプログラミング講義でもPythonを使って教えています(Pythonを教えている、ではありません)。
ただ、プログラミング言語は単なるツールなのでどれかに固執するよりも、どれでも必要に応じて使いこなしてやる、くらいがいいと思います。小学生のときにBASICを覚えて以来,アセンブリ,FORTRAN,C,C++,JAVAと来たが,今はPython.うちの専攻はプログラミング言語としてPythonを学ばせるようになっている.インタプリタで実行速度が遅い(最後はexeに変換して実行させている)が,対話的にプログラムの確認を行いながら進められるのが良い.また,変数宣言が必要く,これらの感覚はBASICに近い.よってすぐ覚えられる.WebAPIの情報もPythonは多いという利点もある.
小中学生など,子どもが一番最初に覚えるのも,今だったらPythonが良いと思う.