吉田ソニー、鍵はコンテンツと継続型収益モデル-あす経営方針発表
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ソニーIR Dayは5月22日12:45からで、インターネット中継もあるようです。
https://www.sony.co.jp/SonyInfo/IR/library/presen/irday/index.html
最初に吉田さんが15分、その後各事業部がプレゼンをしていく式次第です。
株主としては、出血の減った各事業部門が従来の延長線上でどう成長の軌道を描くかということよりも、改善した財務基盤を生かしてどう全社的観点から資金を張っていくかだと思います。やはり吉田さんのプレゼンが鍵になると思います。リカーリングといいますか…昔のソニーは磁気テープだったりビデオだったり、カセットだったり、CDだったりと様々な分野で特許収入や製造によるお金と更にはエンタメ作品の売上も含めて何重にも利益の上がるビジネスを組み上げていた。スケール感はとても大きかった。
しかし、ストリーミング時代にソフトウェアでもハードウェアでも新しいデファクトスタンダードになれなかったことから、ソニーはこうした仕組みを徐々に失ってしまった。
今はPSNのゲームビジネスこそがこれにあたる。更に顧客から選んでもらいつつ、利益もあげていこうと思うと他所と違うことをしていかないと。ゲーム事業の継続課金はPS Plusが主だと思いますが、今後の流れとして、PS 4の単体ゲームでもGaaSを手掛けるのか気になります。スマートフォン、PCではGaaSのゲームが増加していますが、コンシューマ機では少数で、大手は買い切り型が大半。
モバイルとの競争に埋もれず、新規参入を促すには、販売単価を下げる代わりに、都度課金による長期的な収益を重視せざるを得ない。短期的には買い切り型が収益の柱となるものの、長期的には厳しくなっていく。GaaSを前提としたゲームの比率を短期で上げるには、プラットフォーマーである、ソニーが主導するのが一番だと思います。